脇汗ボトックスを2回受けて、やめた。効果はあったけど続けなかった理由

体験談

研究No.022

社会人になって、またワイシャツに悩まされるようになった

25歳前後だったと思います。

脇汗の量自体は、中学生や高校生の頃と比べて特別増えていたわけではありません。

変わったのは、生活でした。

新卒で入った会社は、最初は私服勤務OK。

ところが途中から会社の方針が変わり、ビジネスカジュアルになりました。

そうなると、また出てくるんです。

ワイシャツ問題。

学生時代から散々悩まされてきた、脇汗の目立ちやすい服。

社会人になって、再び毎日のように意識するようになりました。

そんなとき、ネットで見つけたのが、

脇汗へのボトックス注射でした。


初回価格の安さに惹かれて、脇ボトックスを受けてみた

受けたのは、池袋にある美容クリニックでした。

当時の正確な料金はもう覚えていません。

ただ、初回キャンペーンのような価格で、1万円台だった記憶があります。

「この値段で脇汗が止まるなら、やってみよう。」

そう思ったのがきっかけでした。

しかも、切るわけでもない。

注射を打つだけ。

当時の私にとっては、かなり手を出しやすい治療に感じました。


麻酔なし。両脇に何度も「チク、チク、チク……」

私の場合、麻酔は使わなかったと思います。

そのまま脇に注射。

一か所ではありません。

何か所にも細かく打っていきます。

感覚としては、

チク。

チク。

チク。

チク……。

ひたすらこれです(笑)。

痛みはありますが、私の場合は我慢できる程度。

後にミラドライを受けたときの麻酔注射と比べても、痛みの印象はそれほど変わらなかったと思います。

施術そのものも長時間という印象はなく、感覚的には数十分程度。

ただ、注射が苦手な人にとっては、

「まだ打つのか……」

と少し長く感じるかもしれません(笑)。


そして、そのまま飲み会へ行きました

この日のことを覚えている理由が、もう一つあります。

施術後、そのまま飲み会に行ったからです。

予定が詰まっていて、どうしてもボトックスを受けるなら飲み会の前しかありませんでした。

当時も、

「施術後はお酒を飲まないでください」

と言われた記憶があります。

そして制汗剤も使わないように言われていたと思います。

……。

合コンだったので、飲みました(笑)。

今なら普通にやめておきます。

もちろん、これは私が当時やってしまったというだけの話で、真似をおすすめするものではありません。

施術後は、そのクリニックから受けた指示に従うのが一番ですね。


効果はあった。私の体感では「100→0」

肝心の効果はどうだったのか。

これは、

かなりありました。

普段の脇汗を100とするなら、

私の体感では、

100 → 0。

「脇汗って、こんなに出なくなるんだ。」

と思いました。

※これはあくまで私自身の体感です。一般的にボトックスの作用は施術直後に完成するものではなく、効果の現れ方には個人差があります。

そして、汗が止まったことで、ある変化が起こりました。


薄いブルーのワイシャツを買った

今までなら絶対に避けていた色。

その代表が、

薄いブルーのワイシャツでした。

汗ジミが目立つからです。

白ならまだ誤魔化せる。

でも薄いブルーやグレー系は、脇が濡れると一発で分かる。

だから、最初から選択肢に入れない。

それが当たり前でした。

ところがボトックスを受けてからは、

「これなら着られるかも。」

と思えるようになった。

そして実際に、今まで選ばなかった色のワイシャツを何枚か買いました。

普通の人なら、

ただ服を買っただけだと思います。

でも私にとっては、

「汗を理由に服を諦めなくていい」

という、ちょっと特別な買い物でした。


汗は止まっても、制汗剤は使っていた

ただし、ボトックス後も制汗剤は使っていました。

汗を止めるためというより、

ニオイへの保険です。

汗が減っても、

「もしかしたら臭うかもしれない。」

という感覚までは、すぐには消えませんでした。

長年続けてきた習慣でもあったので、エチケットとして使っていたと思います。


でも、少しずつ汗が戻ってきた

ボトックスの効果は、ずっと続くわけではありませんでした。

ある日突然、

100に戻る。

という感じではありません。

少しずつです。

イメージとしては、

0 → 10 → 30 → 50……

と徐々に戻ってくる感じ。

ただ、ここで人間の面白いところがあります。

一度「0」を知ってしまうと、

実際には「1」しか戻っていなくても、

心理的には、

「50くらい戻った」

ような気持ちになるんです。

これは私だけかもしれません(笑)。

でも、

「あ、汗出てきたな。」

と気付いた瞬間から、また脇を意識する生活が始まります。


残暑だったので、2回目を受けた

1回目の効果が薄れてきた頃も、まだ暑い時期でした。

「まだ汗をかきたくないな。」

そう思って、

2回目も受けました。

再び汗は抑えられました。

だから、少なくとも私の場合、

「ボトックスは効果がなかったからやめた」

わけではありません。

むしろ逆です。

効果は感じていました。


3回目を受けなかった理由

2回目の効果が薄れてきた頃には、季節は秋から冬。

汗をそれほど気にしなくてもいい時期になっていました。

なので、

「次はまた暑くなる前に打てばいいかな。」

くらいに考えて、3回目はいったんスキップ。

そして翌年。

また暑くなる季節が近づいてきます。

3回目を受けようと思えば、受けられました。

でも、そのとき思ったんです。

「これ、ずっと繰り返すのかな?」

打てば汗は減る。

でも、少しずつ戻る。

戻ったら、また打つ。

もちろん、必要な時期だけ手軽に汗を抑えたい人にとっては、それが大きなメリットになると思います。

ただ、私が求めていたのは、

もっと長期的に脇汗の悩みから離れられる方法でした。

費用もその都度かかります。

そう考えると、私にとっては、

「効果はある。でも、その場しのぎだな。」

という結論になりました。

そして、3回目は受けませんでした。


ボトックスを受けたことは、後悔していない

ここは誤解してほしくありません。

私は、

脇ボトックスを受けたこと自体は後悔していません。

手軽だった。

大きなダウンタイムも記憶にない。

そして何より、

実際に汗が減った。

薄いブルーのワイシャツを選べたことも、今でも覚えています。

「夏の間だけ汗を抑えたい。」

「大事な予定がある期間だけ何とかしたい。」

そんな人にとっては、魅力のある選択肢だと思います。

ただ、

私が求めていたゴールとは違った。

それだけです。


そして数年後、ミラドライを知る

脇ボトックスをやめたあとも、

当然、脇汗との生活は続きました。

制汗剤を使い、

服を選び、

脇を気にする。

そんな日々の中で、数年後に私が見つけたのが、

ミラドライでした。

ボトックスで一度、

「脇汗がほとんどない生活」

を経験していたからこそ、

今度は、

それをもっと長く手に入れたい。

そう思うようになっていたのかもしれません。

ボトックスが失敗だったからミラドライへ進んだのではありません。

ボトックスで「汗がない生活」を知ったことも、ミラドライへ進むまでの一つの経験だった。

今振り返ると、そんなふうに思います。


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研究結果

項目私の評価
発汗を抑える体感★★★★★
手軽さ★★★★★
痛み★★★☆☆
ダウンタイム★★★★★
持続性★★☆☆☆
継続コスト★★☆☆☆
当時の満足度★★★★☆

※すべて私自身の体験に基づく評価です。効果・痛み・持続期間などには個人差があります。


あとがき

脇ボトックスは、

「効かなかった治療」ではありませんでした。

むしろ、

汗がほとんど出ない生活を初めて体験させてくれた治療だったと思います。

薄いブルーのワイシャツを買ったこと。

汗ジミを気にせず会社へ行けたこと。

今考えれば短い期間だったかもしれません。

でも当時の私にとっては、

「普通の人は、こんな感じなのかな。」

と思える時間でした。

だから、受けたことに後悔はありません。

ただ私は、その「普通」を一時的ではなく、もっと長く手に入れたくなった。

その先にあったのが、ミラドライでした。

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